「自分に合う仕事」にこだわりすぎた結果・・・

いろんな職場を転々としていた結果・・・

「自分に合う仕事の探し方」とか「適職の見つけ方」といった言葉がよく聞かれますが・・・

就職先を見つけるときに、それにこだわりすぎてしまって、自分の首を絞めてしまうこともあります。

求人を見ただけでは、「この仕事が自分に合うかどうか?」なんてことはわからないものです。

まだ入社してはたらいてもいないのに、その仕事が自分に合っているかどうかなんて、わかりませんよね。

どんな仕事かをイメージすることぐらいは出来ますけど、想像したイメージなんて、たいてい思い通りには行きません。

入社してから違和感を感じることもあるかもしれませんが、新卒でも中途採用でも、最初は「違和感を感じて当たり前」ぐらいに思っていたほうがいいのです。

自分に合う仕事を見つけようとして、何度も就職活動をしても「年齢」と「転職回数」を重ねていくだけで、実務経験やスキルも身につかなくて、自分を追い込んでいってしまうこともあります。

「ほかにもっと自分に合う仕事があるはず!」と思って、会社を選り好みして転職をくり返してばかりだと、今度は応募できる会社も少なくなっていってしまいます。

そうなってしまうと・・・その先、はい上がる事もむずかしくなりますよね。

「やりたい仕事」に振り回されないように

結局は、「自分に合った仕事をみつける」ということに、あまりこだわらないほうがいいのかもしれません。

自分の好きな人の探し方と同じように、こだわりすぎるといろんなことに目移りしてしまって、どれが本当にやりたいことなのか自分でもよくわからない状態になってしまったり。

会社での仕事に関して言えば、「自分の理想の仕事」にこだわる人は、まわりから見るとわがままで使い勝手が悪くて、決められたことしかできない人と思われてしまいます。

特に会社勤務の人は、配属先や役職によってもたずさわる仕事が変わってきます。

新しい仕事をすることになって、上司から「この仕事をやってくれ!」と指示を受けたら、それにもちゃんと対応しないといけません。

与えられた仕事に文句を言っていたら、社内での立場も悪くなりますし、新しいことにチャレンジしない頑固な人だとも思われてしまいます。

一部の専門の人を除いては、「どんな仕事でも対応できる人」のほうが理想でしょう。

就職するときは「自分のやりたい仕事」で就職先を選ぶのはいいけど、入社したら「自分のやりたい仕事」にあまりこだわらないほうがいい場合だってあるのです。

自分に合う仕事は最初からわからない

就活して入社してみたら、自分で考えていた仕事の内容とは違っていて、つまらなく感じてすぐにやめてしまう人もいます。

そこですぐに、ほかの会社に転職してしまうのもひとつの手ですが、ちょっとガマンしてそこで何年か仕事をしてみて、自分でその仕事のおもしろさを探してみることも大切だと思います。

自分に向いている仕事は、すぐに見つかることもあるし、何年も仕事を経験してみないと気がつかないこともあります。

最初から適職を見つけるのは、むしろまれで、やってみないとわからないこともたくさんあります。

仕事は探すだけでなく、選んだ仕事が自分で好きになるような努力も必要なのですね。

最初は誰でも仕事のやり方がわからない素人ですし、最初からベテラン並みに仕事なんてできません。

毎日コツコツと仕事をこなしていく中で、自分を変化させて成長していって、徐々にその仕事と折り合いがついてきて、スキルが上がって出来るようになっていくのです。

仕事が出来るようになってくれば、その仕事を続けていくのが苦にならなくなってきて、仕事に自分を合わせられるようになる。

「自分に仕事を合わせるのではなく、仕事に自分を合わせる」のです。

そうした仕事と向き合う時間もなしに、自分に合う仕事を見つけるなんてできないのでしょうね。

簡単な就職先の決め方

求人票を見て「この仕事は自分に向いていそう」と思ったら、詳しいことはよくわからなくてもやってみればいいのです。

「自分に向いていそう」と思えたのは、この仕事に就くためのただの“きっかけ”だと思って、それにあまりこだわり過ぎない。

仕事について悩んだり葛藤したりすることもありますが、逆にそういうことがないと自分自身の成長にもつながってこないのですね。

悩んでも答えが出ないけど、それになんとか折り合いをつけて毎日の仕事をがんばっていく。

時間をかけて仕事に取り組んでみて、はじめてわかることもありますから。

「自分に合った仕事探し」をするのもいいですが、それにこだわりすぎずにどこかでしっかり腰をすえて、仕事に取り組む必要もあります。

特に20代のときは選択肢が選べる分だけ迷うこともありますが、それで軸がぶれてしまって時間を無駄にしないようにしたいですね。

自分に合う仕事がわからないときは?

「自分のやりたい仕事」が思いつかないときは、求人に書いてあるほかの条件を優先して、仕事探しをしてもいいと思います。

優先するのは「給与」「福利厚生」「休日」「残業」といった条件面です。

求人には「給料は18万円~30万円」「休日は年間120日」と書いてあったり、

その他「福利厚生完備」など、そうした条件からよさそうな求人をピックアップしていくのです。

こうした条件を「自分のやりたい仕事」よりも優先順位を上に持ってきて、就職先を選んでいる方もいるでしょう。

就職先の選び方は、人それぞれあると思います。

とりあえず確実にわかっていることを軸にして、その選んだ中から自分のやりたい仕事を選んだっていいのです。

自分のやりたい仕事がわからないときや見つからないときは、そういう仕事の探し方をしてみてもいいと思います。

「この際、仕事内容は何だっていい!」

「仕事内容は2番手で選択する」というと、不安に感じるかもしれません。

しかし給与や福利厚生、年間休日数や残業時間、ボーナスや昇給・退職金はあるか、転勤はあるのかどうかなどは、入社前に確実にチェックしておきたい重要なことです。

やりたい仕事につけたとしても、給料が低ければ生活していくのも大変ですし、ある程度出費を切り詰めていかないといけません。

特に生活していくだけの最低限の給料がもらえないとなると、仕事の好き嫌いもいっていられないですよね。

男性でそこそこの年収がもらえていたら、それだけで女性からモテる要素がひとつ増えることになりますし、結婚して家庭をつくってお金が必要になったときもあわてることはありません。

「貧すれば鈍する」という言葉もありますが、いつもお金で苦労して借金ばかりして、自分の家族や友人といざこざが絶えないことも本当に多いです。

ある程度の給料をもらうことができれば、そうした「お金で発生する問題」を回避することはできます。

それに自分が将来に向けて視野を広げたり、将来の夢をかなえるためにも、お金というのはどうしても必要になってきます。

これが現実だと思います。

本当に自分に向いている仕事というのは?

自分のやりたい仕事を見つけるのもいいのですが、仕事をしていく上で、もうひとつ大事なことがあります。

それは「自分と気が合う人と一緒に働けるかどうか」という点です。

勤めている職場の「人間関係」の悪さに嫌気がさして、会社を退職してしまう人が本当に多いのです。

会社勤めとなれば、自分の上司や同僚や部下と一緒に仕事を進めていかないといけません。

中には自分と性格が合わなくて、関係がギクシャクしてストレスがたまって、それで悩んでいる人もたくさんいるでしょう。

仕事は好きだけど、職場の人間関係がうまくいっていなくて、仕事をしていてもおもしろくないと感じることもあります。

それとは逆に、仕事自体はそれほど興味はないけど、同じ職場に気の合う仲間が多くて、ストレスも感じず勤めやすいために、長いこと仕事が続いているという人もいます。

また職場のいい人間関係の影響を受けて、最初はその仕事が好きではなかったけど、あとから好きになることだってあります。

「どんな仕事をするかだけでなく、どんな人と働くかが重要」というのもまた、事実だと思います。

ただ、どんな人と一緒に働くようになるのかは入社してみないとわかりません。

ここはやはり、運と試練のときでしょうか。

職場には気の合わない人はいるもの

それでも仕事をしていて、ずっと楽しいということはないと思います。

長く会社に勤めていれば、職場の人間も徐々に入れ替わっていきますし、自分自身が違う職場に移動して、それまでの人間関係がリセットされることもあります。

それにどの職場に行っても、自分とそりの合わない人間が、ひとりやふたりぐらいいるものです。

そういう人と一緒になったときは接し方に悩んだりもしますが、その人とどうやって折り合いをつけていくかで学べることがあります。

また、そういう人と付き合い方がわかったときに、自分が成長したと思えるのではないでしょうか。

自分のやりたい仕事があるのはいいのですが、それだけで仕事や生活が充実するというわけではありません。

それ以外のことにも目を向けて、就職先を選んでみてもいいと思います。

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