自己PRは「悪い例」を反面教師にして文章をつくってみる

就職活動での自己PRの文章をつくるときは。

最初から自己PRの良い例をたくさんみて、それを参考にしてつくるのもいいのですが。

それだと良い例にとらわれすぎてしまって、書けなくなってしまうこともあります。

そんなときは反対に、悪い例を参考にして考えてみましょう。

そのほうが自由に文章を思い描くことができると思います。

ここでは自己PRで参考にしてほしい点を、いくつか上げていきます。

「私は協調性があります」

「協調性」というのは、会社に入ってからも必要なことなので、自己PRとしてアピールするのは悪くないと思います。

協調性やチームワークがあるという具体的なエピソードをうまく説明して、面接官も納得できればいいのですが・・・

ただ協調性というのは、仕事をする人にとっては多かれ少なかれ持っているもので、アピールするには弱いのですね。

会社に入れば周りの人たちと協力して仕事を進めなければいけないため、むしろ持っていないと困る特性でもあります。

これで自己PRをつくると、そういうことしかアピールすることがなくて「他にはとりたてて長所がない」といった感じの文章になってしまいがちです。

協調性を前に出すのではなく、集団の中でどんな役割でどんな方法を用いて、どういう結果を出してどんなことに気付いたのか。

このワードを前面に出さなくても、自己PRは表現できると思います。

「忍耐力」「粘り強さ」がある

自己PRで「忍耐力」や「粘り強さ」「負けず嫌い」「ひたむき」といったキーワードで文章をつくってくる方もいます。

これも抽象的な表現で、言葉によってはうまく相手に伝わらないこともあるのです。

この場合もまた、具体的なエピソードを用いて文章をつくる必要があります。

また「忍耐力」や「粘り強さ」「諦めない」といった点は、社会人として働くうえでは当たり前として持っていないといけないものでもあります。

やりぬく力や忍耐力がなくて仕事をしてくれなかったり、すぐにやめられてしまっては会社としても困りますよね。

それに自分でがんばったことを主張しても、面接官からしたら「そのぐらいのことはできて当然」という感想を持つ方もいるでしょう。

そう思われてしまったら、状況も厳しくなります。

毎日学校に行って皆勤賞をもらったとか、部活やサークルは休まずに出たとか、そうしたことは毎日会社に通っている人にとっては当たり前すぎて、アピールにならないのです。

「何を」「どのくらい」がんばったのか、それが伝わるようにしないといけません。

具体的に伝えることができたとしても、低いレベルの「忍耐力」を自己PRにしたところで、軽くあしらわれてしまう可能性もあるのです。

そこらへんを注意して文章をつくってみましょう。

「やさしい」「素直」「プラス思考」「温厚」「ユニーク」

自己PRで「やさしい」「素直」「プラス思考」「温厚」「ユニーク」といったキーワードで文章をつくってくる方もいます。

ただこうした性格をあらわしたキーワードでのアピールもまた、自分の主観に過ぎないので相手に伝わりづらい点もあります。

単に「自分はやさしい」「自分は素直だ」といってみても、相手には伝わりません。

「自分は素直な性格です!」という言葉を入れてしまうと、「ホントに?」と逆に相手から怪しまれてしまいますよね。

「なぜそう心がけているのか?」「具体的に何をしたのか?」「相手からどんな反応があったのか?」「それによってどんなことを考えたのか?」

といったエピソードを盛り込んで表現してもいいのですが・・・

こうした性格的なアピールが、仕事とどんな関連があるのかという点が問題になってきます。

悪くはないのですが、会社も仕事をしてくれる人を求めている以上は、それにそったアピールを考えてみてもいいと思います。

性格的なアピールを長所として、仕事と結びつけるように文章をつくってみるといいですね。

インパクトのあるエピソードでなくてもいい

上に書いた就活での自己PRは、決してやってはいけないというわけではありません。

面接官によっても「よく書けている」という方もいるでしょうし、書き方によって読み手の感想も変わってくるでしょう。

でも自己PRとしては、抽象的でとらえようがなく、薄い内容になりがちですので気をつけたいですね。

自己PRも、人とは違ったインパクトのあるエピソードなどを持ってなくてもいいのです。

等身大の自分のエピソードを用いて、会社に貢献できる・人間的に魅力のある人といったことが書ければいいと思います。

「私はアピールするものがない」と思う人は、まだ時間をかけてよく考えていないか、自己PRの書き方がよくわかっていないのです。

よくできたテレビCMは、15秒の制約の中で伝えたいことを明確に伝えています。

たくさん知ってもらいたいと思っても、限られた時間や文字数、スペースの中であれもこれも伝えようと思うと、ひとつひとつの印象が薄れてしまいます。

「これだけは絶対に伝えたい」と思うことを1つもしくは2つぐらいまでにして、それを明確に思い描いて、深く理解してもらえるような自己PRを考えてみてはいかがでしょうか?

自己PRは「良い例」「悪い例」を両方参考にする

自己PRはいい文章を書こうと思っても、最初からうまく書けるものではありません。

いい文章を参考例にするのもいいですが、「どんな自己PRがよくないのか?」を知ったほうが理解が早いです。

抽象的な文章だったり、中身が薄かったり、そうした文章がネットにもたくさん載っていますので、反面教師にして参考にしたうえで文章を書くといいでしょう。

また仕上げに誰かに文章を添削してもらって、誤字脱字を見つけてもらったり、余分な文をそいでいくことも必要です。

最初から満足のいく文章は作れないと思いますが、自己PRは就活で重要な売り文句になります。

何度も内容を修正したり、気に入らなければ最初から作り直すなどして書いてみましょう。

どんなテーマで自己PRを書いたらいいか、なかなか思い浮かばないときもありますが、書き慣れていないときはみんなそうです。

時間をかけて考えればそれだけ、いい文章も出来上がりますよ。

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