自分の年収が増えない根本的な原因

テレビや雑誌やネットにも、「年齢別の平均年収」とか「業種別の平均年収」といった情報が載っています。

その数字を見て「自分の年収は平均より多い」ことが確認できて、ちょっと安心したり。

反対に「自分の年収は平均より少ない」ことがわかってちょっとへこんでしまったり。

人によって反応はさまざまですが、平均年収はあくまで「平均」なので、それほど気にしなくてもいいと思います。

それが発奮材料になって「もっと仕事をがんばろう」と思えればいいのですが・・・

中にはその平均年収が気になって、仕事に対するモチベーションが落ちてしまったり、もっと稼げる業種に移ろうと思って、無理な転職をして後悔してしまう方もいます。

年収とか給与は、仕事を探したり仕事をしていく上でも非常に大事なことですが、それにとらわれすぎてしまってもいけませんよね。

気にしても収入は増えないのですから、自分の現状把握のための情報ととらえておけいばいいのです。

2014年のサラリーマンの平均年収は442万円

転職サイトDODA(デューダ)に「平均年収・生涯賃金」のデータがグラフとして載っています。

それで見ると全国の正社員の

平均年収は442万円

生涯賃金は1億9910万円

になるそうです。

この金額を見て「う~ん」と思う方もいるかもしれませんが、これは本当にざっくりとした平均年収なのであてにならないですし、数字が自分より高い低いで比べてみても、ものさしとしてあまり意味はないと思います。

サイトにもあるように、年齢や業種や住んでいる地域別でも分けてありますので、こまかく見てみたほうがより比べやすいでしょう。

20代の平均年収は、348万円となっています。

20~22歳までは平均年収は260万円台ですが、23歳から大卒の方が就職しますので20万近く増えて284万円に。

そこから毎年20万円ずつ増えていくかたちで、ばらつきも出て来て、29歳には405万円が平均年収になっています。

しかしみんながみんな、これだけの年収をもらえるわけではありません。

平均年収というと中間のイメージで、一番人数が多い層だと思うでしょうが、そうではありません。

50代の年収分布図をみるとわかりやすいですが、平均年収は721万円でピラミッド形ではなく、一番人数が多い層は1000万円以上で最多の21%を占めています。

単純に年収だけで見ないで、傾向や目安程度で見たほうがいいでしょう。

年収による「階層」ができている?

これは私の個人的な感想で、それを示すデータや科学的な根拠などはありませんが・・・

「自分が稼ぐお金の額は、まわりにいる人間の影響も受けている」

のではないかと常々思っています。

年収が0~200万円の人は、まわりにもそのぐらいの年収の人が多くて、無意識のうちに自分もそれに合わせてしまっているような感じがします。

年収500万とかそれ以上稼ぐような人がまわりにいなくて、人間関係をみても総じて収入が低い人と付き合っている場合が多いのではないでしょうか。

あるいは稼いでいる人を見ても、あまり関心がなかったり、そうした人と交流することをなんとなく拒んでしまったり。

ずっとアルバイトばかりしていたある人に話を聞くと、「年収300万円もある人なんてみた事ありませんよ!」と言っていたのが印象的でした。

平均年収からすれば、300万円以上稼いでいる人は世の中にたくさんいると思うのですが、なぜかそういう人とまったく接する機会がないようなのですね。

もちろん年収1000万円とか稼いでいる方も、まわりの交流ある人は、やはりそれなりに稼いでいる方で、年収の低い人とは出会うことすらあまりないのではないかと思います。

そうした年収によって交流する人が決まってきてしまって、ある程度の金額差があると交流が“断絶”しているのかもしれません。

有名な会社の社長さんや、テレビでよく見る人気の芸人さんが「今の年収は○千万円です」とか暴露していますよね。

それを聞いているほうも「スゴイ!」とかその場で思うけど、金額の多さにリアリティがなくてすぐに忘れ去ってしまうのでしょう。

あるいは住む世界が違うと思ってしまったり。

「お金がない」ことが当たり前のように思えて、それ以上のことは考えないのかもしれません。

自分の今の年収が現実的と考えて、それ以上のことは望まないのですね。

生涯賃金を増やすための方法

すべてが年収に比例するわけではありませんが、その人の能力や、やる気などは年収としてあらわれてきます。

そういう人はエネルギーもあって行動的で、人間関係をつくるにあたっても仲間と馴れ合うよりも、自分を高めてくれるような人と交流している傾向があります。

逆に年収が低い方は、自分と同じような境遇の人といることで安心して、「自分の世界」を作り上げてしまっているようなのですね。

居心地のいい場所から出たくないから、多少お金がなくて不便だとしても、そこで甘んじてしまうのです。

それだと現状は何も変わりません。

私が昔、読んだ本で「大金持ちをランチに誘え!」という本がありました。

本の内容は忘れてしまいましたが、いいタイトルの本だなと思って覚えていました。

低所得の方が所得の高い人と会う機会もほとんどありませんし、いっしょに食事をとったり時間を取って話をすることもありません。

なんとなく出来上がってしまっている「年収の階層」を飛び越えて、上をめざそうと思ったら、そういう人たちと話しをしたりすることはすごく大切なことだと思います。

所得の高い人から「お金持ちになる方法」を教えてもらうのではなく、その人たちから刺激を受けて、自分の気持ちの変化が起きるかどうかなのです。

やはり自分が変わらなければ、ほかの人の話に価値があるかどうかなんてわかりませんし、いい話を聞いたところで右から左へ抜けていくだけで役に立ちません。

人の話をしっかり受け止めて、そこから仕事に対する自分の行動が変わっていくかどうかなのです。

自分の周りにいるほとんど給料が同じ人間と一緒にいても、刺激を受けませんし結局その層に落ち着いてしまいます。

人間はそれまでのずっと染み付いた生き方から、簡単に変わることはできないかもしれませんが、徐々に徐々に時間をかけて自分を変えていけばいいのです。

「年収が低いことが当たり前」とは思わずに、年収の高い人と交流を持って、その人の言葉や行動からヒントや刺激を得ることも大事なことです。

結局自分で自発的に動かないと、これからも状況は何も変わりませんし、誰かがやさしく手を差し伸べてくれるわけでもありません。

年収や生涯賃金を増やそうと思うなら、どうしたらいいか自分でもよく考えてみて行動してみることも大切ですよね。

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