面接が終わったあとは企業宛に「お礼状」を送ったほうがいいのか?

面接後にお礼状でアピールしたい

就職活動で新卒でも中途採用でも、会社にお礼状を送ってくる方がいらっしゃいます。

内定が決まった後に、感謝の気持ちとしてお礼状を書いて郵送するのはかまわないのですが・・・

面接が終わったあとの、まだ合否の結果が決まっていない段階で、採用担当者にお礼状送って文章でアピールしたいと考える方もいます。

就活の本には、そうしたほうがいいと書かれているものもあるようですね。

でも実際はどれだけ影響があるのかどうかはわかりません。

私の会社にも面接終了後に、メールや手紙などでお礼状を書いて送ってくる方もいらっしゃいます。

時間があれば読みますが、そこに面接を受けた感想やアピールする文章が書いてあっても、それがプラスの評価に変わるわけではありません。

お礼状は必要ないのでは・・・

正直に言えば、ネットや本にあるお礼状の定型文を、ちょっと手直しして送ってきたところで、心が動くことはないのですね。

お決まりとしてお礼状を送ってきて、中身もどこかで見たことがあるような文章では、読むほうも何の感想もありません。

そもそも書類選考から面接までおこなって、そこからまたお礼状の文章でアピールで評価を上げるというのは、ちょっとむずかしいと思います。

面接で言い足りなかったことや、志望動機や自己PRなどのよく聞かれる質問がされなかったから、その場で言えなかったことを文章として伝えたいと思うのかもしれません。

でも面接官は、必要のない事は聞かないものです。

志望動機や自己PRは履歴書などに書いてあるので聞く必要がないと判断したのでしょう。

それをまたお礼状に文章で書いて送ってもあまり意味はないと思います。

お礼状をもらうとうれしい?

でも面接官も人間なので、お礼状が送られてくればうれしく感じるときもあります。

アピールするような文章でなくても、面接のときの感想とかを素直に書いて送ってくれば、その人に親しみを感じるときもあります。

でもお礼状というのはひとつの「テクニック」であって、そうした方法を知らない応募者にとってはフェアではありません。

それを知っている人だけが優位に立てるようなことになっては、選考の公平さを欠いてしまいます。

私の会社ではそれを一番に考えて、お礼状のことは別として、面接したときの結果のみで判断しています。

おそらくそう考えている会社の面接官もたくさんいると思います。

でも会社が変われば、面接官もいろんな方がいますので、みんな同じ考え方の人ばかりではないでしょう。

面接官によっては、お礼状をもらって気をよくして、プラスの評価に変わるということも、ないわけではないと思います。

ある人の話によれば、応募者の少ない企業の面接官は、採用する人を選ぶにも時間の余裕があるため、送られてきたお礼状もよく読んで判断材料にすると聞きました。

実際はどうなのかわかりませんし、企業によってお礼状をどう判断しているのかは、私にはわかりません。

お礼状を送るときは?

就職・転職活動でお礼状をひとつも送らなくても、面接が進んで内定をもらえる人もたくさんいます。

また気持ちをこめてお礼状を書いたけど、結果は不採用になったという人もいるでしょう。

応募者からしてみれば、「何が何でもこの会社に受かりたい!」と思うときは、できる限りのことはしたいと思うでしょう。

効果がどれだけ期待できるかわかりませんが、そんなときは面接が終わった後にお礼状を書いて送ってみてもいいと思います。

お礼状を送るのであれば、やはり応募者の人数が多いときは、あまり期待できないと思います。

採用担当者も仕事が忙しいですし、送られてきたお礼状を読まないかもしれませんし、読んでも評価の対象とはしないでしょう。

万が一でもお礼状の効果がありそうなのは、応募者が少ない中小企業に応募したとき。

採用決定の権限がある社長宛に送ってみれば、万が一という効果もあるかもしれません。

それと面接が進んで人数がしぼられてきた最終面接が終わってからでしょうか。

やはり応募者の人数が少なくなってくれば、採用する側も一人ひとりに時間をかけて吟味すると思います。

もしかしたらそのときに、多少の「一押し」の役目を果たしてくれるかもしれません。

でもあまりに期待しすぎるのはやめておいたほうがいいでしょう。

これはあくまで小手先のテクニックなので、できれば面接でしっかり自分の熱意を伝えることを強くおすすめします。

メールかはがき・手紙か?

お礼状を送るときは、メールやはがき・手紙でもどれでもいいと思います。

送るときに気をつけたいのは、なるべくはやめに送ることですね。

面接から何日もたって送っても、もう結果が決まっているかもしれません。

メールや手紙の文章は、前もって書いておいて、面接が終わった当日か、翌日には送るようにしたいですね。

特にはがきや手紙で送るときは、手書きだと手間がかかりますし、郵送して届くのに時間がかかりますので、お早めに。

書き忘れて出すのが遅くなってしまったときは、出さないほうがいいでしょうね。

お礼状の文章の書き方や例は、ネット上で検索すればたくさん出てくると思います。

ネット上の例文や定型文をコピペしてくるのもいいですが、それでは受け取る相手も事務的な印象しか受けないと思います。

面接を受けてどう感じたかなど、シンプルに自分の言葉で文章をつくったほうが、ぎこちなくても温かみも出ますし、自分の気持ちを素直に言葉として表したほうが人の心に通じると思いますよ。

しかし時間の無駄だと思う方は、お礼状は送らなくていいです。

当たり前ですが、受かるところはお礼状を送らなくても受かりますし、落ちるところは落ちます。

メールや手紙ぐらいで受かる・落ちるが分かれるなんてないですから、もっとほかの事に時間を使いましょう。

内定が決まった後のお礼状

内定が決まった後に、採用された感謝の気持ちをこめて、お礼状を送ってくる方もいらっしゃいます。

でもこれもまた、強制ではないので、必ず送らなければいけないというものではありません。

内定後のお礼状を送らなかったからといって、不採用になってしまうこともありませんし、入社後の立場が悪くなってしまうこともありません。

内定が決まった後は、採用担当者に会ったときに、採用してもらったお礼をひと言、その場で伝えれば十分だと思います。

またお礼状を送ったほうがいいときもあります。

それは「インターンシップ」に参加したときと「OB訪問」したときです。

両方ともその後の選考に影響はしてきませんが、自分の就職活動でお世話になった会社の方には、文章にしてお礼を伝えてみてもいいのではないでしょうか。

これも強制ではないですし、送らない方も多いですが、社会人の礼節としてお礼状を送ってみることをおすすめします。

すべては受け取る側の立場として考えられるかどうかですね。

そうした気づかいができる人は、社会に出てもうまくやっていけるはずです。

ここまで書きましたが、私は「わずかな期待をこめて」のお礼状は、送る必要はないと思います。

すべては面接で決まると思って、そこで力を出し切るようにがんばりましょう。

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