就活のスーツ姿で高速(夜行)バスに乗るときの車内での快適な過ごし方

就職活動で長距離を移動するとき、飛行機や新幹線より、比較的料金の安い高速(夜行)バスを選ぶ方もいます。

料金は安いのですがその分、高速バスは目的地到着まで時間がかかります。

新宿~大阪間はだいたい7~8時間、新宿~博多間になると14時間と半日ぐらいバスに乗りっぱなしになります。

途中にサービスエリアで何度か休憩をはさむとしても、長時間シートに座りっぱなしでいるのも、慣れないと苦痛だと思います。

初めて高速バスに乗る人のために、私の個人的な感想もありますが、快適に過ごせる為のコツを紹介していきます。

高速バスのシート(座席)の種類

高速バスを選ぶときにまず知っておきたいのは「シート(座席)の種類」です。

だいたいシートの種類は、どの高速バスも4種類ほどに分かれます。それが、

「2列シート」

「3列独立シート」

「2+1の3列シート」

「4列シート」

です。

「2列シート」

まず「2列シート」は、中央の通路を挟んで横2列に並ぶタイプです。

となりの人との間には通路がありますので、ほとんどとなりの人と干渉することはありません。

おそらく2列シートになると、カーテンもついていて、ゆったり座れる席になると思います。

多少は料金も高くなりますし、2列シートがない路線もありますが、長時間高速バスに乗るのだったら「2列シート」がおすすめです。

「3列独立シート」

「3列独立シート」はこんな感じになります。

となりの席との間には、人が通るための通路がありますので、その分スペースができます。

そのためにとなりの人と密接することはないので、けっこうリラックスできます。

また座席横にカーテンもついている場合もあって、乗車中のプライバシーもある程度保てます。

3列独立シートもおすすめです。

「2+1の3列シート」

「2+1の3列シート」はこうした座席です。

2つの席がくっついているのと、1つの席が独立しているかたちになります。

2つの席がくっついているペア席は、友達と一緒に座っておしゃべりするには便利なシートですが・・・

となりに知らない人が座るとなると、ちょっと気を使うこともあります。

乗車時間も短ければ、それほど気にはならないと思いますが、長時間バスに乗るとなったら、そのへんにも気を配ったほうがいいですね。

1人で行くとき、座席の予約や指定ができるのなら、ひとりで座れる独立席のほうを指定して乗ったほうがリラックスできますよ。

「4列シート」

「4列シート」は昔からあるオーソドックスなタイプの座席です。

料金の安い高速バスは、4列シートが多いと思います。

お客さんを多く乗せる分だけ、料金も安くなるのですね。

4列のゆったりシートもありますが、それでもとなりの人との距離は近くなります。

となりの人のひじや足があたる事もあって気を使うこともありますので、長時間乗るには多少、つらいかもしれません。

格安シートで長時間は大変?

夜行で長い時間バスに乗るときは、車内が薄暗くなって寝る時間もあります。

それでもとなりに座った人がスマホをさわっていて、光がまぶしかったり、音が漏れていたり、足を組んでいて邪魔だったり、音やにおいが気になったりと気が休まらないこともあります。

特に女性の場合は、女性専用席もありますが、となりに知らない男性が座るのが気になるという方もいるでしょう。

車内がすいていて、ほかの席に移動できるのならそれでもいいですが、満員の場合はずっと同じ席に座っているしかありません。

いくら料金の安いシートでも、ギュウギュウ詰めの状態で何時間もほとんど動けず、リラックスできないのはかなりの苦痛です。

疲れた状態で目的地について就活するのも大変ですので、そのへんもよく考えてバスを選びましょう。

高速バス車内のおすすめの座席

シートのタイプはそれぞれ違ってきますが、自分がどこに座るか座席が指定できるバスもあります。

運行会社によって座席が指定できないところもありますが、ネットで予約したときや運行会社の受付で切符を買うときに、座席の指定ができるところもあります。

座席指定できるとき「どの座席がいいか?」というのは、その人の好みやバスのタイプにもよります。

トイレの前の席だと気がねなくシートを倒すことができて便利という人もいますし、乗り物酔いする人は、揺れの少ない真ん中あたりの席がいいという人もいるでしょう。

私が個人的におすすめなのは、ざっくり言って「後方の席」です。

高速バスは大勢の人が乗りますので、その中にはけっこう“おしゃべりな人”がいるものです。

となりの人とずっとしゃべっていて、みんな寝ているときでも小声で話をしている人がいます。

そんな人がうしろの席にいると、気になって仕方がないのですね。

注意するのも気がひけますので、そんなときは後ろのできれば一番後方の席にすれば、前の座席の人の声はそれほど気になりません。

人によっては「事故が起きたときにすばやく脱出できるように」ということでドア付近の席にしたり、「トイレが近いほうが安心する」など好みも分かれますが、

とりたてて要望がないときは、後ろの席を指定してみてください。

高速バス車内で快適に過ごすための持ち物

高速バスだけでなく、新幹線や飛行機などの乗り物の中で寝るときに便利な3点セットがあります。それは、

・アイマスク

・耳栓

・エアー枕

です。

「アイマスク」は寝るときに目をおおって、光をさえぎる便利アイテムです。

日中に寝るときや、バス車内の蛍光灯の光が気になるときに使ってみましょう。

目を完全にふさいでしまいますので、アイマスクをするときは、荷物の盗難には気をつけてくださいね。

また車内での話し声やその他の音がうるさいときは、「耳栓」があると便利です。

耳栓自体は小さいですし、荷物にはならないのでつねに携帯していてもいいですね。

それと高速バス車内では、座席に座りながら寝ることになります。

座席を後ろに倒すことができますが、座席タイプによってはそれほど大きく後ろに倒すことはできないバスもあります。

そうなるとほとんど座っているような状態で寝ることになり、頭の位置によって首などに負担がかかることもあります。

そんなときは「エアー枕」を持っていきましょう。

携帯用は自分で枕の空気を入れるようになりますが、これがあると寝ているときも首が固定して、疲れも軽減しますよ。

3つともそれぞれ、人によって好みも分かれますので、アマゾンで商品を検索してみたり東急ハンズやホームセンターなどにも売っていますので、ためしてみてください。

また夏の高速バスの車内は、冷房がけっこう効いている場合もあります。

たいてい頭上にあるつまみで風量を調節できるのですが、それでも寒く感じるときもあります。

寝るときも考慮すれば、夏でもちょっと厚手の着るものや、ひざ掛けのブランケットなど持っていくと重宝しますよ。

あとは「マスク」や「スリッパ」などもあると便利です。

それと乗り物酔いする人は、「酔い止め薬」をお忘れなく。

またトイレや休憩で席から離れるときは、盗難にも気をつけましょう。

財布やスマホなどの貴重品は肌身離さず持って、手放さないようにしたいですね。

高速バス車内の「リクライニングシート」のトラブル

高速バスの車内はそれなりに狭いですし、多くの人が利用しますので、やはりマナーを守ることも大事です。

特にトラブルになりやすいのは、「座席を後ろに倒すとき」が多いようですね。

高速バスの席はリクライニングシートになっていて、後ろに倒して寝ることもできます。

ただ倒した分だけ後ろにいる席の人が圧迫感を感じて、それで揉め事になることも多いです。

車内のアナウンスでも「シートを倒すときは、後ろの方に一声おかけください」といっています。

もしシートを倒すのであれば、後ろの人に「すみませんが、ちょっと席を倒してもいいですか?」ということは聞いてみましょう。

断りもなくシートを倒すと、後ろから文句を言われたり、後ろから座席を蹴られたり(?)することもありますので、気をつけたいですね。

また消灯時間が過ぎて、みんな寝る時間になったのなら深く席を倒すのもわかりますが、それ以外の時間に目一杯席を後ろに倒すと迷惑がられますので注意しましょう。

トラブルになりやすいのは「音」「光」「におい」

リクライニングシート以外でほかの乗客とトラブルになりやすいのは、「音」「光」「におい」といった点です。

まず「音」は気をつけましょう。

携帯音楽プレーヤーでイヤホンからのシャカシャカ音などの音もれは、小さくてもけっこう気になりますし、スマホや携帯ゲームから音が出ないように設定しておきましょう。

コンビニの袋を丸めたり、荷物を整理するときのガザガサする音も気になります。

へんにうるさく騒いだり、しゃべったりするのもなるべくひかえたほうがいいですね。

また、となりに座っている人が夜にスマホやタブレット、携帯ゲーム機、パソコンを使用していると、その光が暗い車内ではかなりまぶしく感じてしまいます。

あとは「におい」です。

バス車内で軽食はできますが、あまりににおいがきついものを持ち込むと、まわりの人も迷惑をかけますので、においの強い食べ物は避けたほうがいいですね。

マナーの悪いお客さんもたまにいますが、自分はそうならないように気をつけたいところです。

リクルートスーツと私服のどちらで乗車するのがいいか?

就活で高速バスに乗るときは、スーツのままバスに乗るか、それとも私服で乗るかは、人によって変わってきます。

「高速バスに乗って長時間スーツを着ているとリラックスできないし、しわもできるため着たくない」という人もいますし、反対に、

「スーツを着ていたほうが荷物も少ないし、着替える必要もないのでラク」という人もいるでしょう。

スーツでずっと座席に座っていると、スカートやパンツにできるしわが気になることもあります。

そんなときは、「しわ取りスプレー」を使いましょう。

アイロンほどではないですが、それでもある程度のしわは取れますので、私も重宝しています。

ドラッグストアにも売っていますし、携帯用の小さいサイズもありますよ。

私服を着てスーツを持っていくときは、「スーツケース」や「ガーメントバッグ」などにスーツを入れて持っていくようになります。

この中にスーツのほかに、シャツやネクタイ、ベルトなどを入れていきます。

高速バスの場合は、大きい荷物は車体のトランク内に入れるか、もしくは座席の上の棚に置いておくようになります。

私服の場合は、履いていく靴とのバランスもありますし、スーツなどの荷物も増えます。

東京都内でもスーツ姿で大きな旅行バッグを持っている就活生を多く見かけますので、滞在期間が短ければ、スーツで移動の方が楽だと思います。

スーツを着ていくときは、バス車内ではネクタイをはずして、できるだけリラックスして過ごしましょう。

スーツに着替える場所と荷物の置き場所

高速バスも運行会社によっては、「VIPラウンジ」などのサービスをもうけているところもあります。

目的地の到着後にスーツの着替え場所がありますし、シャワーを使うことができたり、あと1日限りですが荷物を預けることができます。

それ以外ではネットカフェ(マンガ喫茶)を使いましょう。

ネットカフェならどこにもありますし、30分ほど入って着替えるだけならそれほど料金もかかりません。

それにシャワーを浴びることもできますし、パソコンでネットができたり、仮眠を取ることもできます。

東京都内であれば、完全個室になっている「カスタマカフェ」がおすすめです。

また女性専用のネットカフェもありますので、女性の方はそちらを使ってもいいですね。

一般的なネットカフェはブースで仕切られているだけですが、室内で立っても首から上ぐらいしか出ないですし、のぞいてくる人はいませんので、スーツに着替えることができますよ。

あとは24時間営業のスーパー銭湯もおすすめです。

バス車内で寝ていて寝ぐせがついたり汗をかいたあとは、お風呂に入ったりシャワーを浴びたりして、さっぱりしてからスーツに着替えるのもいいですね。

トイレで着替える人も多いですが、床が汚れていたりぬれていることもありますので、着替え場所には気をつけましょう。

コインロッカーに荷物を置いておく

あと荷物を預ける場所は、「コインロッカー」になります。

ネットで「降車駅名 コインロッカー」で検索して、事前にコインロッカーの場所を調べておきたいですね。

駅についてから荷物を持ったまま、付近をウロウロして探すと疲れますので、しっかり調べておきましょう。

コインロッカーは大きさによって料金が変わってきますが、だいたい200~800円/日です。

スーツケースを入れる大きさのコインロッカーは500~800円/日ぐらいになりますね。

コイン式のロッカーは24時を過ぎて日にちが変わると、1日経過したことになり追加料金を払うことになります。

ですので23時に荷物を入れて翌日に取り出そうとすると、倍の料金がかかりますので注意してくださいね。

コインロッカーの注意書きもよく確認しておきましょう。

高速バスを使う就活は、ちょっと疲れるかもしれませんが、飛行機や新幹線に比べて交通費が安く済みます。

うまく利用してみてください。

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