未経験者で簿記の資格ありの条件でヒットする求人数を調べてみた

就活で簿記の資格はどれだけ役に立つのか?

就職活動で職歴があまりない分を、「資格取得」で補おうとする方も多いと思います。

資格の中でも、就職活動で人気のある「簿記の資格」を取ろうとかんばっている方もいるでしょう。

大学生のときなど在学中に勉強したり、フリーターをしながらとか、仕事が終わってからコツコツ勉強している方もいらっしゃいます。

簿記の資格というと、昔から「日商簿記検定」が有名です。

世間でも知名度が高い資格ですし、資格の欄に「日商簿記1級取得」と書いてあると、目を引くものがありますよね。

日商簿記は1級から4級まであって、試験の難易度は順に「1級>2級>3級>4級」となっています。

簿記初心者の方はだいたい3級から、ちょっと簿記の知識がある方は2級から取得しようと勉強をはじめる方も多いでしょう。

ただ実務経験がない「未経験者」で、「日商簿記○級」を持っている状態で、「どのくらいの就職先が見つかるのか」調べたことはありますか?

それをよく調べた上で、簿記取得を考えてみてもいいのではないでしょうか。

知名度がある資格だからといって、それが就活で必ず役に立つというわけではありません。

「簿記の資格があれば、求人数が何件あるのか?」

「どういった業種で必要とされるのか?」

そうしたことを実際の求人から読み取ってみましょう。

「日商簿記3級」を持っているときの求人数

就職・転職サイトでの求人の調べ方は簡単です。

そのサイトに行って検索窓に「未経験 簿記3級」と打ち込んで、検索ボタンをクリックすればいいのです。

実際に調べてみましょう。

転職サイトで有名な「リクナビNEXT」で求人数を検索してみます。

「リクナビNEXT」のサイトに行くと、真ん中あたりの「キーワードから探す」という項目があります。

その検索窓に「簿記3級」と入力して、となりの検索ボタンを押します。

そしてページが変わったら、若葉マークの「未経験者歓迎」へチェックを入れてみましょう。

すると・・・

2016年5月の時点では、「21件」の求人があります。

条件をしぼっていないので、求人も全国に散らばっていますが、21件は多いですね。

簿記3級だけだと厳しいか・・・

業務内容は主に、経理や財務、事務などの仕事になります。

ただ勤務地が遠かったり、その他の大卒・高卒などの応募条件で引っかかってしまったり。

また求人には書いてありませんが、年齢が高すぎるとか性別によって、応募したけど受からないというケースもあります。

今は、求人の募集に「応募は30歳まで」といった年齢制限や、「男性優遇」などの性別の制限を求人に書くことは、基本的にできなくなっているのですね。

そういうところまで加味すると、「未経験」で「簿記3級」だけの就活は厳しくなると思います。

簿記3級の取得は、比較的簡単な部類に入りますし、持っている方もそれこそたくさんいます。

簿記3級を持っているだけでは、あまり強みにならないという印象です。

「日商簿記2級」を持っているときの求人数

3級より難易度が高い2級の資格を持っているときはどうなるか、調べてみましょう。

「リクナビNEXT」に「簿記2級」を入力して、「未経験者」で検索してみます。

すると・・・

2016年5月の時点では、「42件」の求人があります。

3級よりも2倍の求人数ですね。

42件の求人がヒットしますが、それでも勤務地や応募資格などいろいろ条件をしぼっていくと、求人数はどんどん減っていきます。

簿記3級よりも2級のほうが求人数は多いですが、日商簿記2級を持っている方は、世の中にたくさんいます。

そうした人たちと、今ある求人を競い合わないといけません。

2級は比較的取得がむずかしいですが「日商簿記2級を持っていれば、就職活動は楽勝!」とはいえません。

資格以外にも自分なりのアピールの仕方をよく考えてみたほうがいいでしょう。

「日商簿記1級」を持っているときの求人数

日商簿記の中で一番取得するのがむずかしいのが、1級です。

この資格を取るために、毎日勉強をがんばっている方も多いのではないでしょうか。

簿記の専門学校に通ったり、自宅で一日中勉強してがんばっても、なかなか合格することができずに、途中で挫折する方も多いようです。

そんな難易度の高い簿記1級を持っていれば、未経験者でもどれだけの求人数があるのか?

「リクナビNEXT」で検索してみますと・・・

2016年5月の時点では、「1件」の求人があります。

アレ?・・・

何度調べても「簿記1級」で「未経験者」の求人は1件のようです。

一番難易度の高い簿記資格の求人が1件だけとは、以外ですね。

その1件の求人を見てみても、「日商簿記2級以上の方歓迎、日商簿記1級があれば特に歓迎」と書いてあります。

1級があれば受かる可能性が高いですが、2級以上あれば応募条件は満たしているということですね。

ちょっと信憑性にかけるので、ほかの転職サイトでも求人数がどのくらいあるのか、調べてみました。

他の転職サイトの求人数を調べた結果

とりあえず大手の転職サイトで「未経験 簿記○級」で検索してみました。

2016年5月の時点での求人数は、

・「エン転職」

未経験で簿記3級13件 2級16件 1級1件

・「DODA(デューダ)」

未経験で簿記3級3件 2級9件 1級2件

・「マイナビ転職」

未経験で簿記3級28件 2級35件 1級4件

どの転職サイトで求人数を調べても、日商簿記2級なら求人数は多いですが、

それよりも価値のある「簿記1級取得者」を求めている企業は極端に少ないということです。

そこで結論:

業界未経験者が就職するには「日商簿記2級」を持っていればOK!

ということです。

ただし簿記2級取得者を求める求人数が多いというだけで、採用されるかどうかはまた別の話です。

実務経験がなく資格だけ取って就職しようと思っても、それほど有利にはならず大変だと思います。

簿記の資格取得者を求める経理や財務などの仕事は、求人を見てもわかりますが、転職する際に「実務経験」がものを言ってきます。

どこか入れる会社に入って実務経験を積んでから、より条件のいい会社に転職するというようなステップを踏んだほうがいいでしょう。

また20代など年齢が若いときは、簿記の資格も就活で有利にはたらきますが、年齢が上になってくると資格ををとっても効果が上がらないことが多いです。

就活する際の参考にしてみてください。

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