タバコを手放すことができない喫煙者のための就活対策

最近は、タバコを吸う喫煙者の肩身も、かなり狭くなってきてしまいました。

JTの調査によりますと、2015年のたばこを吸う喫煙者の割合は19.9%だそうです。

およそ2割の人が喫煙者で、残り8割はタバコを吸わない非喫煙者という結果です。

世の中の8割の人がタバコを吸わない時代です。

タバコを吸う人は年々少なくなり、吸える場所も少なくなり、だんだん隅に追いやられているといった感じになってきました。

そうしたことはいろんな場所で実感しますよね。

あっという間にタバコが嫌われ者の時代に・・・

今では考えられませんが、昔はどこでも、たばこを吸うことができました。

電車の席に灰皿が設置してあって、そこでタバコを吸う人もいましたし、人が多い街中で歩きたばこをすることも禁止されていませんでした。

15年ぐらい前までは、会社の机の上に丸い銀色の灰皿が置いてあって、仕事をしながら煙草を吸っていて、社内が煙に覆われている会社もありました。

それを思うと今は、隔世の感がありますね。

今はタバコの煙を嫌がる人の声も大きくなり、健康志向の流れもあって、社内では完全禁煙というところも多くなりました。

タバコを吸うのだったら外の喫煙所で吸えればいいほうで、仕事中はタバコを吸えない会社もあります。

歩きたばこもダメで、駅のホームもタバコは吸えなくなりましたし、飲食店でも分煙している店は多く、店内すべて禁煙のところもあります。

タバコが吸える場所といえば、自宅か街中にある喫煙所ぐらいになってきました。

こうした流れは、就職活動するときにも影響してきますし、タバコを吸う人間にとっては、イライラ感が募る世の中になってきてしまいましたね。

喫煙者が就活で不利になる3つの要因

就職・転職サイトで「禁煙」で検索してみますと、いろんな会社が出てきます。

「当社は完全禁煙を宣言しています」という会社や、「オフィス内禁煙」と書いてあるところも多いです。

禁煙に成功した社員には「禁煙手当」を出している会社もあります。

そうしたことが求人に書いてなくても、面接で「タバコは吸いますか?」と聞いてくる会社も、もちろんあります。

「タバコを吸う吸わないは、就活に関係ないだろ?」と思いたいところですが、今は重要視している企業も多いのです。

企業側が喫煙者を嫌う原因は、主に3つあります。

・健康の問題

・休憩時間が多くなる

・受動喫煙の問題

やはり一番の問題は、喫煙が人体に悪影響をもたらすということです。

就職するときは健康だったとしても、タバコを吸う習慣がついていれば、たばこの害が人体に蓄積していって、いつか体にガタが来てしまいます。

長い目で見たとき、タバコを吸う人はタバコを吸わない人よりも、病気にかかる確率が高くなります。

重い病気にかかってしまうと仕事にも影響してきますので、就活のときは喫煙者が不利になってしまうこともあります。

「タバコ休憩」と「受動喫煙」

また喫煙者は「タバコ休憩の時間が多い」ということが言われています。

決められた休憩時間のときだけタバコを吸えば問題はないのですが、仕事中のちょっとした合間にタバコ休憩をする人もいますよね。

タバコを吸わない非喫煙者は仕事をしているのに、その間、喫煙者はタバコを吸ってくつろいでいる。

ほんの短い時間ですが、それが非喫煙者にはイラッとくる原因になるようです。

それが5分ぐらいの短い時間だとしても、その時間が積み重なればけっこうな時間になりますよね。

1日のうち5分間のタバコ休憩を3回とると、合計15分/日。

月~金曜の1週間では15×5日=75分(1時間15分)になります。

吸わない人から見れば、その時間分だけ休んでいるのは不公平にも見えますよね。

それと受動喫煙の影響もあります。

タバコの煙が吸わない人のところまで漂ってきて、不快な思いをさせてしまったり。

今はタバコの煙だけでなく、着ている服や口臭などからタバコのにおいがすることで、嫌がる方も多くなりました。

そうしたにおいの近くにいるだけで気持ち悪くなるという人もいます。

同じ職場にいる人だけでなく、取引先や接客の仕事でタバコのにおいを発して、クレームになったり問題になることもあります。

そうした点で、企業側も喫煙者を敬遠する傾向にあるのですね。

会社説明会や面接でのタバコ対策

タバコのにおいが嫌いな人は、そのにおいにかなり敏感です。

社内が禁煙なので外でタバコを吸って、社内に戻ってきたときも「吸ってきましたね」と指摘されます。

私も以前はタバコを吸っていましたが、非喫煙者のタバコの臭いをかぎ取る敏感さには驚きました。

特にタバコ嫌いの人は、すぐにわかるのでしょうね。

むしろタバコを吸っている人のほうが、そのにおいに慣れてしまって、鈍感になっていると思ったほうがいいでしょう。

タバコを吸わない人からすれば、においが独特で、その人の服や髪、指先からも臭うので、すぐにわかるそうです。

ですのでこれから会社説明会や面接に行くときは、タバコの臭いにも気を付けましょう。

特に面接では面接官が、非喫煙者でタバコ嫌いということも十分にあり得ます。

その面接の場に、タバコのにおいをプンプンさせて行ったら、それだけで印象を悪くしてしまいます。

説明会や面接の当日は、それが終わるまではタバコを吸わないほうがいいです。

煙は出していなくても、スーツや髪などについた残り香で、タバコを吸う人だとわかってしまいます。

会社の喫煙所での注意点

就活のときは、ストレスでタバコを吸う本数が増えることもあります。

特に面接前のときは緊張感を紛らわせるために、普段の習慣から「気づいたらタバコに火をつけていた!」なんてことがあるかもしれません。

気をつけましょうね。

また、会社に喫煙所があっても、面接の前後には喫煙所で吸わないほうがいいです。

会社で吸っていれば偶然、面接官に見られてしまうこともありますので、ほかの場所に移動して吸ったほうが無難です。

またスーツににおいがついたときは、クリーニングに出したり、ファブリーズなどをかけて消臭するなど、気を付けるようにしましょう。

あとはヘビースモーカーの方は、たばこのヤニで前歯が汚れていることもあります。

歯医者に行ってクリーニングしてもらうなどして、見た目をきれいに保つこともしておきたいですね。

仕事をする上でタバコを吸うメリット

タバコは健康にもよくないですし、吸わない人から嫌われる原因にもなりますし、吸う本数が多ければそれだけお金もかかります。

「百害あって一利なし」ともいわれますが、仕事をする上でタバコを吸うメリットが一つだけあります。

それはタバコを吸う人間同士に、ちょっとした「仲間意識」ができることです。

せまい喫煙所の中に大勢の喫煙者が入って、ほとんどトラブルが起きないのは、同じ喫煙者としてまわりの人に配慮したり気を配ったりしているのです。

そう思うとちょっと独特な空間ですよね。

喫煙所がひとつのコミュニティーのようになっていて、そこで会話が弾むこともあります。

タバコが会話しやすい空間をつくることもある

お互いにタバコを吸ってリラックスしている状態でいますから、仲間と普段話せないことが話せることもあります。

ほとんど話をしたことのない社内の違う部署の人と、喫煙所で話をすることができたり。

上司と部下の関係も、喫煙所の中ではゆるやかになって、そこから良好な関係を築けることもあります。

「タバコがないと人と会話が出来ないの?」という指摘もありますが、人と話をしやすくするためのコミュニケーションツールとしては役に立っていると実感します。

喫煙所で小言を言ってストレス解消になったり、仲のいい人ができたり、人間関係がよくなっていったりして、けっこう仕事がはかどるようになるかもしれません。

そうしたメリットもあります。

その分「健康」「お金」「時間」など失うものも多いのですけどね。

最近はやりの禁煙方法

就活する際に、禁煙したいという方も多いと思います。

「もうタバコは吸わない」と、気合だけでたばこをやめることができればいいのですが、我慢できずに挫折してまた吸ってしまう方も多いですよね。

いろんな禁煙方法を試してみたけど、どれも長続きしなかったという人もいらっしゃいます。

しかし最近はタバコに代わるものとして、タバコを吸えた気になって、健康志向で禁煙につながりそうなものが登場してきました。

iQOS(アイコス)」という電子タバコです。

喫煙所に行くと、吸っている人も多いですよね。

従来の電子タバコとは違って、火を使わずに電気で加熱して吸うという新しいタイプのタバコです。

タバコのように口から煙を吐き出すのですが、煙はほとんど水蒸気のようなもので、タバコのような臭いはほとんど出ません。

まわりに副流煙を漂わせるような迷惑はかけませんし、タバコを吸った後に出る灰も出ません。

誤解されないように気をつけましょう

それでもタバコの一種として、喫煙所で吸ったほうが、周りからの誤解を受けないでしょう。

タバコの代わりとしてアイコスを利用している人も多いですし、タバコとアイコスを両方吸って、タバコの本数を減らす人もいます。

アイコスは、アイコスショップやコンビニ、タバコを販売しているお店で買うことができます。

本体価格は9980円。それとアイコス専用タバコがひと箱460円になります。

コンビニやスーパーなどでキャンペーン中のときは、本体が4600円割引の5300円で購入できます。

今は人気があって品薄が続いているようですが、気になる方は使ってみてはどうでしょうか。

企業もタバコを吸う人を敬遠する傾向になってきました。

就職・転職活動で喫煙していることを何とかごまかせたとしても、仕事をするようになってから、「タバコをひかえて」と、言われるようになるかもしれません。

禁煙することも考えて、就職活動をしてみたほうがいいのかもしれませんね。

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