履歴書向けの正社員・派遣社員・アルバイトの職歴の書き方

就職・転職活動をするときには履歴書と職務経歴書を書くことになります。

その時に「職歴の書き方」で悩む方もいますよね。

今は正社員、派遣社員、パート・アルバイトなどの雇用形態によって、職歴の書き方には多少の違いがあります。

間違えて記入すると企業の採用担当者に誤解を与えてしまうこともありますので、ここでは履歴書の職歴の書き方を紹介していこうと思います。

履歴書の職歴の書き方

職歴は履歴書と職務経歴書の両方に書きます。

「なぜ両方に職歴を書かないといけないの?」と聞かれることがありますが、重複するのにはわけがあります。

履歴書は学歴から職歴までの、これまでの自分の履歴を書くものです。

言ってみれば、自分の履歴を概要として大まかにまとめたものが履歴書です。

詳しく書く場合もありますが、だいたい行ごとに「〇〇会社入社」「〇〇会社退社」を書いていくのが一般的です。

職務経歴書は文字通り、これまで経験してきた職業の経歴をくわしく書くようになります。

こちらは自分の職歴や実績や役職などをアピールするためのものです。

履歴書は学歴から職歴まで含めた自分の履歴。

職務経歴書はこれまで経験してきた仕事の経歴。

似ているようで多少違うのですね。

ここでは履歴書の職歴の書き方を説明していきます。

正社員の職歴の書き方

学歴・職歴
平成〇 △△株式会社 入社
平成〇 △△株式会社 一身上の都合により退社
平成〇 □□株式会社 入社
平成〇 □□株式会社 一身上の都合により退社
以上

履歴書の年号は西暦(2017)と和暦(平成29)のどちらでも構いませんが、年号はどちらかに統一して書くようにしましょう。

また会社名は「株式会社」「有限会社」も省略しないで正式名称を書くようにしましょう。

そして退職した理由も簡単に書きます。

自分の都合で退職したときは「一身上の都合により退社」と書くのが一般的です。

「仕事が嫌になった」「人間関係がよくなかった」などの退職理由も「一身上の都合により退社」でOKです。

ほかにも「会社都合により退職」や「会社倒産により退職」「会社業績不振により希望退職」「出産のため退職」など簡単に退職理由を書いておいてもいいですね。

そして最後は「これ以上職歴はありません」という意味で、一行下の右端に「以上」と書きます。

書くスペースがない時は「現在に至る」と「以上」を同じ行に書いてもかまいません。

ちなみに「以上」を書き忘れたとしても、不採用になることはありませんので心配しないでくださいね。

ちなみに会社を辞めるという意味で「退社」と「退職」のどちらを履歴書に書いても問題ありません。

在職中の場合は、

学歴・職歴
平成〇 △△株式会社 入社
平成〇 △△株式会社 一身上の都合により退社
平成〇 □□株式会社 入社
現在に至る
 以上

在職中のときは「現在に至る」もしくは「△△株式会社 在職中」と書きましょう。

履歴書に仕事の内容を書く場合、

学歴・職歴
平成〇 △△株式会社 入社
会社の概要、所属部署・役職名、仕事内容などを記入
平成〇 △△株式会社 一身上の都合により退社

入社の下の行に「会社の概要」「所属部署・役職名」「仕事内容」を書いてもいいのですが、職務経歴書に仕事内容の詳細を書くのであれば履歴書に無理に書かなくてもいいと思います。

職務経歴書を提出する必要がなく、履歴書の学歴・職歴欄に仕事内容などを書き込むスペースが残っているときは記入してもいいですね。

派遣社員の職歴の書き方

学歴・職歴
平成〇 △△株式会社に派遣登録し、□□株式会社へ派遣社員として入社
平成〇 契約期間満了により退社

上のは△△株式会社は派遣元の会社で、□□株式会社は派遣先の会社です。

ここは2行に分けてもOKです。

そして雇用形態は派遣社員であることも必ず記入しておきましょう。

1社の派遣元から複数の派遣先に出向いて働いた場合、

学歴・職歴
平成〇 △△株式会社に派遣登録し、派遣スタッフとして2社に勤務
 □□株式会社(平成〇年〇月末まで)
平成〇  ××株式会社(平成〇年〇月末まで)
平成〇 契約期間満了により△△株式会社を退社

このように書いてあるとわかりやすいです。

また雇用関係にあるのは派遣元の会社なので、履歴書には派遣元の会社だけ記入して、派遣先の会社や業務内容などは職務経歴書にくわしく書いてもいいですね。

アルバイトの職歴の書き方

学歴・職歴
平成〇 △△株式会社□□店 アルバイトとして入社
平成〇 △△株式会社□□店 退社

書き方は正社員と変わりませんが、「アルバイトとして入社」したことも必ず記入しておきましょう。

パートの場合は「パートとして入社」ですね。

この記入がないと正社員として入社して働いていたと誤解されてしまいますので。

アルバイト掛け持ちのダブルワークで働いたときの職歴の書き方は、

学歴・職歴
平成〇 △△株式会社□□店 アルバイトとして入社
平成〇 ××株式会社~~店 アルバイトとして入社(△△社との兼業)
平成〇 △△株式会社□□店 退社
現在に至る(現在は××社に勤務中)
 以上

履歴書は上から時系列で職歴を書くようになりますので、このように書いてみましょう。

また高校や大学・短大・専門学校などの在学中のアルバイトは職歴にはなりませんので、履歴書や職務経歴書に在学中のアルバイト歴を書き込む必要はありません。

学校を卒業した後のアルバイトは、職歴として書けるものは書いておきましょう。

基本的にアルバイトは職歴にはならないのですが「学校を卒業してから何をしていたのか?」を面接官に説明するためにバイト歴を書き込む必要も出てきます。

バイト歴を書かないと空白期間ばかりになってしまいますので、長期のバイトなどは職歴欄に書いておきたいですね。

アルバイトの仕事内容や実績でアピールできるものがあれば職歴として記入しておきましょう。

単発や短期のバイトなどは、無理に履歴書に書かなくてもいいです。

ただほかに職歴として書くことがなければ、単発や短期のバイトで働いていたことも書いて職歴欄を埋めましょう。

履歴書に職歴が書ききれない場合

転職回数が多くて履歴書に職歴が書ききれない時は、

・職歴欄のスペースが多い履歴書を選ぶ

・履歴書を自作して職歴欄を大きく取る

・「入社」「退社」を1行で書いてしまう

・アルバイトや短い職歴は書かない

・職歴を別紙に書く

などの方法があります。

職歴欄のスペースが多い履歴書を選ぶ

100円ショップや書店などに売っている履歴書は、よく見るとそれぞれ書き込む項目も違いますし、学歴・職歴のスペースの大きさも違います。

履歴書が売っているお店をまわって履歴書をいくつか比較してみて、学歴・職歴の大きいものを選びましょう。

例えばセブンイレブンに売っている青い「一般用」の履歴書は、学歴・職歴の欄が大きいです。

学歴・職歴の欄が左から右まであって全部で22行あります。

正社員の求人に応募するときにも十分使える履歴書なので、職歴が書ききれない時はこうした履歴書を使ってみましょう。

あとは履歴書を自分で作成する方法もあります。(パソコンで履歴書をつくる方法

「入社」「退社」を1行で書いてしまう

基本的に履歴書の書き方は1行ごとに「入社」「退社」を書いていくようになります。

シンプルに書くとこうですよね。

学歴・職歴
平成〇 △△会社入社
平成〇 △△会社退社
平成〇 □□会社入社
平成〇 □□会社退社

1社について2行使っていますが、

行が足りなくて書ききれない時はこうしましょう。

学歴・職歴
平成〇 △△会社入社(平成〇年〇月末に退社)
平成〇 □□会社入社(平成〇年〇月末に退社)

職歴の「入社」「退社」を1行で書けば半分で済みますよね。

でも行が余っているときは、「入社」「退社」で2行使うオーソドックスな書き方のほうが無難だと思います。

履歴書の場合は学歴も一緒に書くので行が足りなくなる場合もあります。

どうしても書ききれない時は、パート・アルバイト歴や数か月などの短い職歴などは履歴書には書かないで、くわしいことは職務経歴書に書くようにしましょう。

履歴書の学歴・職歴の欄の書き方の例

学歴・職歴
学歴
昭和〇 3 △△県立△△小学校 卒業
昭和〇 3 △△県立△△中学校 卒業
平成〇 4 △△県立△△高等学校 入学
平成〇 3 △△県立△△高等学校 卒業
平成〇 △△大学△△学部△△学科 入学
平成〇 3 △△大学△△学部△△学科 卒業
職歴
平成〇 4 □□株式会社 入社
平成〇 □□株式会社 一身上の都合により退社
平成〇 ××株式会社 派遣社員として入社
平成〇 ××株式会社 入社契約期間満了により退社
平成〇 ~~株式会社~~店 アルバイトとして入社
現在に至る
 以上

正社員・派遣社員・アルバイトの職歴を入れた学歴・職歴の書き方の例です。

学歴の最初は小学校や中学校の卒業年月だけ、もしくは中学校の卒業年月から書く方が多いです。

おそらくどちらでもいいのではないでしょうか。

新卒の履歴書の書き方は、

学歴・職歴
学歴
昭和〇 3 △△県立△△小学校 卒業
昭和〇 3 △△県立△△中学校 卒業
平成〇 4 △△県立△△高等学校 入学
平成〇 3 △△県立△△高等学校 卒業
平成〇 △△大学△△学部△△学科 入学
平成〇 3 △△大学△△学部△△学科 卒業
職歴
なし
以上

在学中にしていたアルバイトは職歴にはなりませんので書く必要はありません。

こんなところですが、履歴書の職歴を書くときの参考にしてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク