大学名だけで落ちることがある?就活における学歴の影響力

新卒の就職活動を始めるときに、自分の学歴を気にする方もいると思います。

大学生であれば自分の通っている大学名が、就活のときに通用するのか気になりますよね。

「自分の大学で大手の企業から内定をもらえるのか?」とか「学歴差別を受けたらショックを受けそう」など心配事も出てくるでしょう。

偏差値の高い大学に通っていればそういう心配も少なくて済みますが、そうでない大学出身者はどう対処していったらいいのか?

その辺を説明していこうと思います。

就活で大学名による差別はどのくらいある?

平成28年(2016年)の大学卒業後の就職者数は約41万8千人いました。学校基本調査 年次統計・統計表一覧より)

そして今の日本には約421万社の企業数があります。

もちろん約41万8千人の就活生が、約421万社の企業にそれぞれ均等に応募するわけではありません。

企業によって応募数のかたよりやばらつきは当然出てきます。

特に人気のある大手の企業には、それこそ多くの応募が集まります。

今はネットで簡単に企業にエントリーできますので、人気のある大手の企業にはだいたい数百人~数千万人、もしくはそれ以上の人が集まるでしょう。

短期間の就活の時期にこれだけの応募がありますので、企業でも一人一人丁寧に見ていくわけにはいきません。

ある基準を設けて、それに達しない人は足きりするという方法を取ります。

その基準としてよく使われるのが大学ごとにランク分けをして、基準以下の大学出身者からの応募は切り捨てるという、いわゆる「学歴フィルター」というものです。

全ての企業が学歴を重視するわけではない

実際に就職活動では、企業の規模や業種などによってさまざまですが、学歴フィルターをおこなっている会社もあります。

そのやり方も、大学のランク分けをして基準以下の大学出身者は足きりして応募者の人数を減らす会社もあれば、ランクの低い大学からの応募の枠を取って選考している企業もあるでしょう。

学歴をどの程度重視するかは企業にもよります。

もちろん大手企業の対応も様々です。

ある会社説明会に応募しようと思ったら自分のときはすでに満席だったけど、そのあと一流大学に通う友人が申し込んでみたら簡単に席をとれたなどの話をよく聞きます。

非常に冷酷なやり方でもあるのですが、企業側もそうせざるを得ない事情があるのですね。

就活生にとっても学歴フィルターがあるとわかると軽くショックを受けますし、入社できる可能性のある企業も少なくなります。

そんな時はどう対処したらいいのか?

内定がもらえそうな企業をおさえておく

まずは自分の大学の卒業生がどんな企業へ就職しているのかをしっかり調べておきましょう。

その中に自分の志望する企業があったら、そこを応募先の候補としてしっかりおさえておきたいですね。

自分の大学から内定をもらえそうな企業を調べて、それを中心に就活の計画を立てていきましょう。

また「採用実績校」などがネットや雑誌などに掲載されています。

企業が採用した人の学校名を公表しているのですが、これはどこまで信用できるかわからないところもあります。

参考程度に見て自分の学校名があればとりあえず候補として抑えておいてもいいですね。

そして最初から応募できない企業や、書類選考で落ちた企業のことはスパっと忘れてしまいましょう。

その中に自分が行きたかった企業があるかもしれませんが、就活中に未練を持ち続けても何もいいことはありません。

エントリー数を多くすること

就活がおこなわる時期も期限がありますし企業の選考もどんどん進みますので、内定をもらえる可能性のある企業に時間とエネルギーを使ったほうがいいのです。

可能性のないところはスパッとあきらめましょう。

そして企業から内定がもらえる確率を高くするためには、企業へのエントリー数を多くして持ち駒をできるだけ多く持つことです。

多くの企業に応募すれば、その分だけ書類選考を通過して面接まで行ける企業も増えてきます。

書類選考を通過して面接に行けたということは、とりあえずは学歴による足きりを突破したということになります。

エントリーシート(ES)をたくさん書くのは大変かもしれませんが、ESの質を充実させながら数で勝負していきましょう。

学歴による不利がある場合には、その分は数でカバーしていくという方法です。

たくさんの応募をすると忙しくなるかもしれませんが、時間を有効に使って準備をしていきましょう。

書類選考を通れば、あとは面接での勝負となります。

面接に大学名は関係ない?

ランクの高い大学の就活生でも玉石混交で、できる人とできない人に分かれてきます。

できない人というのはどこにでも一定数はいるものです。

ただできる人は本当に優秀で、そうした人は複数の大手企業から内定をもらいますし、そこまで優秀でなくても、ある程度準備してきた人も無難にこなして内定をもらうでしょう。

「面接は人物重視」と言われますが、ランクの低い大学の就活生はなんとなくまわりの就活生を気にしすぎてしまうことがあると思います。

1次の集団面接で上位の大学生との差を見せつけられて、自信を無くしてしまうこともあるでしょう。

本当はそれほど実力差はないのに、まわりの就活生の「デキそうな雰囲気」に圧倒されて実力が出せず、面接官の印象に残らないということもあります。

そんなことがないように面接の対策はしっかりとやっておきましょう。

面接は何の準備もなしに、ぶっつけ本番でやっても決してうまくはいきません。

面接でのよくある質問に対しての回答をしっかり練って答えられるようにしておき、面接のマナーや身だしなみなども知って模擬面接を受けておきましょう。

面接の準備もやってある程度の面接の経験も積めば、やり方もわかってきて自分の力も出し切れるようになります。

まわりの就活生を見ておじけづかないためには、周到な準備をしておくことで自信を持つことができます。

まとめると

・入れそうな企業を中心に選ぶ

・エントリー数を多くして持ち駒を増やす

・学歴フィルターや書類選考で落ちた企業は気にしない

・ESやwebテスト、面接対策はしっかりやる

ランクの低い大学からは大手は無理だとしても、身の丈に合った中小企業を選べば内定はもらえます。

学歴フィルターがあったとしても、そんなことは気にせずに次に受ける企業に集中していく気持ちで行きましょう。

選考に落ち続けることで時間を無駄にしないように

人気の高い大手企業にエントリーできると「もしかしたら、この会社に入社できるかもしれない!」とだんだん欲がわいてくることもあります。

手に入らないと思っていたものが、ほんのわずかでも手に入る可能性がある思ってしまうと、その誘惑に惑わされてそちらの方に気持ちが向いてしまう人もいるのですね。

そうなるとまわりが見えなくなってきてしまって、ほかの大手にもいくつか応募していくなどの「勝率の低いギャンブル」に限られた時間とエネルギーを使うようになってしまいます。

そして負けが込んでしまってただ時間だけが過ぎていき、就活のピークが過ぎても内定ゼロのままという可能性もあるのです。

そういう方が毎年後を絶ちません。

新卒の就職活動は、活動できる期間も限られています。

選考に落ち続けることで時間をロスしてしまい、大事な時期を逃してしまうこともあります。

その期間内の時間を有効に使えるように、冷静に考えて現実的な選択肢も選びながらバランスを考えていきましょう。

自分が入りたい企業を狙いたくなる気持ちもわかりますが、まずは自分の身の丈に合った企業を中心に考え、そのあとにどうしても挑戦したい企業を入れていく方法もあります。

中小企業にも条件のいい企業はたくさんあります

大手企業から複数の内定がもらうような優秀な就活生がひしめき合う場所で戦うには、それなりの戦略と努力も必要になります。

私の知り合いにも日東駒専の中堅私立校出身で大手企業から内定をもらった人がいました。

その人は大学1年の後半から就職活動に関しての情報を集めていて、長期のインターンシップにもいくつか参加して仕事の経験を積んだり、TOEICでも800点以上のスコアを取るなどの努力をしていました。

就職活動のときは学歴フィルターにかかったこともあるかもしれませんが、自分で行動して得た知識と経験をもって大手から内定をもらっていました。

「自分の大学からはいい会社に入るのは難しい」という危機感から、大学2~3年生の時間を就活の準備に使うことで結果を残す人もいるのですね。

やはり就活でいい結果を残せる人は、こうした入念な準備をしています。

しかし中堅かそれより下の大学から大手に入社するのは簡単なことではないと思います。

それに大手企業だけが良い企業というわけではありません。

名前が知られていない中小企業でも、よく調べてみれば優良企業がたくさんあります。

「名を捨てて実を取る」戦略を取れば、いくらでもいい企業は見つかります。

自分が戦えない場所はもとより、勝ち目のない戦いはなるべく避けて、確実に実利を得る場所を探してみてはどうでしょうか。

就職活動ができる期間は短いですから、後悔のないように活動したいですね。

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