30歳を過ぎたフリーター男が結婚できる可能性はどれくらい残っている?

20代でフリーター(パートやアルバイトで生計を立てている人)は、今は人数も多いです。

その人たちの中には現在、付き合っている彼氏や彼女もいて、将来は「結婚したい!」と考えている人もいるでしょう。

もちろんフリーターでも結婚できます。

しかし「結婚」と特に「男性の収入や雇用形態」には、ちょっとしたつながりがあります。

「いったいどういう点でつながりがあるのか?」それをここで説明していきたいと思います。

30代になったフリーター男性は結婚できるの?

「20代はずっとアルバイトして生活してきたから、30歳を過ぎても変わらずバイト生活のままだろう」と考えている人もいると思います。

しかしバイトだけでは、収入はほとんど増えないと思います。

働く時間を増やせばその分だけ収入は増えますが、時給や日給はほとんど上がりませんし、バイト先の都合で突然クビになって仕事を失ってしまうこともあります。

アルバイトは好きな時に気楽に働けるのですが、その反面「収入も低く」「雇用も不安定」なのがデメリットなのですね。

ここでバイトなどの非正規雇用と正社員との違いを考えてみます。

雇用形態ごとの男性の収入の違い

「雇用労働者の収入の分布(男性)」

上のグラフの「正規の職員・従業員」は正社員のこと。

「非正規の職員・従業員」は主に派遣社員、契約社員、パート・アルバイトとなります。

上のグラフを見て特に目立つのは、

「非正規の職員・従業員の56.5%が年収200万円未満」

という点です。

200万未満の年収の方が半数以上というのはちょっと驚きますね。

しかも約8割弱が年収が300万円未満です。

グラフから見ても分かるように「正規の職員・従業員」と「非正規の職員・従業員」は、年収にかなりの差があります。

もっと詳しく見ていきましょう。

下の表は「総務省統計局」が出している労働力調査の「2016年度の男性の雇用形態と年収」です。(万人単位)

正規の職員・従業員 非正規の職員・従業員 パート・アルバイト
100万円未満 27 174 142
100~199万円 109 191 111
200~299万円 316 138 44
300~399万円 439 68 12
400~499万円 398 28 3
500~699万円 507 20 2
700~999万円 312 8 1
1000~1499万円 91 2 0
1500万円以上 16 1 0

労働力調査 第3表より引用

それぞれ一番人数が多い年収の層は、

「正規の職員・従業員(正社員)」は、500~699万円

「非正規の職員・従業員(派遣・契約社員)」は、100~199万円

「パート・アルバイト」は、100万円未満

です。

「正規の職員・従業員」は200~999万円までの年収層が幅広いですが、「非正規の職員・従業員」や「パート・アルバイト」に比べても平均年収が高いことが分かります。

「非正規の職員・従業員」は「パート・アルバイト」に比べて年収は高いですが、だいたい100~299万円あたりが多いです。

「パート・アルバイト」は199万円未満が一番多いですね。

雇用形態ごとに見ると男性の年収は「正規の職員・従業員」がやはり多いです。

そして「非正規の職員・従業員」や「パート・アルバイト」の年収はそれよりかなり落ちることが分かります。

これだと雇用形態ごとに生活スタイルもかなり変わってきますし、結婚に対する意識なども違ってくると思います。

「雇用形態別の配偶者がいる割合(男性)」

上のグラフを見てみると、どの年齢層でも「正規の職員・従業員」の結婚している割合は高いですが。

「非正規の職員・従業員(派遣・契約社員、パート・アルバイト)」は「正規の職員・従業員」に比べて結婚している割合が低いことが分かります。

「非正規の職員・従業員」は30歳を越えても3割ぐらいしか結婚していません。

「30代前半男性の結婚しない理由(雇用形態別)」

上のグラフで突出して目立っている理由は、非正社員(派遣・契約社員、パート・アルバイト)の

「収入が十分でなく結婚後に生活していくためのお金に不安があるから」49.0%

「結婚するためのお金が足りないから」26.1%

と正社員と比べて「お金が足りないために結婚しない人」が多いですね。

収入の低さが重くのしかかってきていて「結婚しない」というよりも「結婚できない」という方が正解かもしれません。

「30代前半の独身男性が結婚について不安に思うこと(雇用形態別)」

このグラフでも非正社員は結婚について、

「経済的に十分な生活ができるかどうか」63.1%

「雇用が安定していない」36.4%

という点に不安を持っていることが分かります。

女性から「年収」を聞かれることも多い

話は変わりますが、婚活パーティーへ行くと自分のプロフィールを書く用紙に「年収」を書く欄があります。

男性からすれば「なんで年収を書かないといけないの?」と不審に思いますが、女性は意外と相手の男性の年収をチェックしています。

そしてフリータイムでお互いに話をしているときも「突然ですけど、年収はいくらなんですか?」と、ド直球で聞いてくる女性もいます。

年収を聞かれたら、男性の中には「何だよこの女、結局カネが目当てか?」と引いてしまう方もいるかもしれませんが・・・

女性の側からすると、

「お金もろくに稼げないような男性と付き合うのは、ものスゴく不安!」

と思っているのです。

仮に付き合って結婚したとしたら、旦那の低収入で生活に苦労することが目に見えて想像できてしまうからです。

年収や給料の額というのは、男性を値踏みするための物差しになっているのです。

女性から年収の質問をされたとき、

「今はバイトの仕事をしていて、年収はだいたい200万円いかないぐらいかな?」

と答えたらどんな反応をされるのか?

これがまだ20代前半なら、今後の将来性を買われてカップルになれる可能性もあります。

しかし30歳を過ぎて「バイトで年収200万円」と聞けば、女性は波を引くようにいなくなります。

どんなにイケメンでお互いの相性が良かったとしても、女性は付き合うことをためらうでしょう。

そのため恋愛対象にならず彼女をつくることはむずかしくなります。

「年収というたった一つの価値基準がそんなに重要なの?」と思うかもしれませんが、本当に重要です。

「最低でも年収は400万円ぐらい、できればそれ以上の額はほしい!」と思っている女性が多いのですね。

下のグラフにもあるように、特に女性は結婚相手の男性に「経済力」を求めていることがよくわかります。

女性は「性格」の次に「経済力」を男性に求めていることを知っておきたいですね。

「図表1-3-8、1‐3‐17、1-3-18、1-3-19、1-3-21は平成27年版厚生労働白書より引用」

フリーター男性の「就職」と「結婚」

2017年は徐々に景気が回復する傾向があり、人手不足もあって正社員でも派遣・契約社員でもパート・アルバイトでも求人数が増えています。

正社員の仕事に就くことは以前と比べてそれほど難しくない状況です。

上で見てきたグラフからも分かるように正社員になれば年収が高いことが分かります。

しかし正社員になれば残業も多くて長時間労働をさせられたり、責任のあるポジションをまかされるなど、それが嫌で正社員になりたくないという方もいます。

今はライフスタイルの変化もあって会社に就職などしないで、バイトをしながら自分で好きなことをしたり副業に精を出す方もいます。

会社に就職する以外にもいろんな方法で収入を得て生活していけるのですが、どんな道を選ぶにしても「将来の設計」だけはしっかりと決めておきましょう。

特に「就職」と「結婚」をする気があるのなら、真剣に考えたほうがいいです。

就職や結婚は30歳以上の年齢になってもできるのですが、できれば20代~30代前半までに「これからどうするのか?」プランを立てておきましょう。

20代のフリーターならまだしも30代でバイトしかしていないフリーターとなると、収入も低く雇用も安定していないために結婚相手が見つからなかったり、相手がいたとしても結婚に踏み切れなくなってしまいます。

40代以上でも結婚できる人はいますが、20~30代の時のほうが結婚相手を見つけやすいですし、特に子供がほしいのであれば若い時にしっかり考えておきましょう。

30歳を過ぎてバイト生活をしている男性も多いですが、年を取ってから後悔しないようにしたいですね。

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