転職の面接や採用時に希望する給与額を聞かれたときの回答の仕方

転職活動の面接のときや内定が決まった後に「希望する給与額はいくらですか?」と企業の採用担当者から聞かれることがあります。

この時に答えを用意していないと、どう返答していいか迷いますよね。

「正直に欲しい額を言えばいいのか?」

「希望よりもある程度低い額にしたほうがいいのか?」

「ほかに返答の仕方があるのか?」

など、ここでは希望する給与額を聞かれた時や、給与額の交渉の仕方などを紹介していきます。

面接や採用時に希望年収を聞かれたときには?

面接や採用時に希望の額を聞かれたときに月給で答える方もいます。

「手取りで24万円ぐらいが希望です」と答える方もいますが、これだと毎月の給与の額を提示しているだけで、ほかのボーナスや残業代などの金額が抜け落ちてしまっています。

採用担当者も「24×12ヵ月=288万円が希望の年収なのかな?」と思ってしまう可能性もありますので、毎月の給料の額だけでなく年収額を答えるようにしましょう。

給与の額を聞かれたときは「希望額は年収で○百万円です」と答えるようにしたいですね。

また「希望年収は400万円です」と答えて企業側から了承を得たとしても、この400万円がすべて手取りとしてもらえるわけではありません。

この金額は「年間の総支給額」になります。

ここから保険料や税金などが引かれて自分の銀行口座に振り込まれた金額が手取りの額になります。

手取りとして手元に入ってくるのは総支給額のおおよそ75~80%と言われていますので、年収400万円の場合の手取りは300~320万円といったところです。

転職活動で「希望の年収」や「現職・前職の年収」を聞かれたときは、手取りではなく年間の総支給額を答えましょう。

給与明細を見て年間でいくらになるのか計算しておきたいですね。

入社前の年収の額は確認しておきましょう

求人情報を見れば給与に関しての記載があります。

月給で記載されている求人が多いですが、例えば「給与25~30万円」と書いてある場合。

「仕事の経験のない未経験者の給与は25万円。経験やスキルや資格などがあれば30万円までは出せますよ」ということになります。

採用担当者は上司や先輩社員よりも給与が高くならないように考慮して支払える金額の範囲を決めていると思います。

ただ月給で示されても年収がいくらになるのかはわかりません。

最終面接や内定をもらった後でもいいので、内定を承諾する前には「年収でいくらもらえるのか?」はしっかりと企業の担当者と話し合っておきましょう。

日本では昔からお金の話を敬遠する風潮がありますが、入社前の確認を怠って、後で給料の額に不満をもって後悔はしたくないですよね。

そのため入社前の金額の確認はしておきましょう。

企業の担当者が希望年収を聞いてくる理由

企業の担当者が希望年収を聞いてくる理由は「応募者がどれくらいの金額を欲しがっているのか?」を知りたいためです。

企業側も出せる給与額はだいたい決まっていますし、応募者も生活のために「○○○万円は欲しい」という金額があるでしょう。

応募者も企業から提示された給与に不満があれば内定を出しても辞退されることもありますし、入社したとしてもすぐに退職してしまう可能性もあります。

また希望年収が大きすぎると企業側も払えません。

そのようなことを避けるために最初に希望額を聞いておきたいのですね。

希望年収は何を基準にしたらいいのか?

面接や採用時に希望年収を聞かれたら「年収で○○○万円前後を希望しております」と、具体的な金額を出して伝えましょう。

質問された以上は、明確に金額を指定したほうが相手にとってもわかりやすいのです。

そして希望年収を伝えると「なぜこの金額なのですか?」と担当者から質問されることもあります。

希望年収を決める時に基準になるのが、現職もしくは前職の年収の額になります。

何の根拠もなく自分が欲しいだけの高い年収額を提示しても、受け入れてもらえないことが多いですから。

経験やスキル等に自信があり年収アップを考えているのなら「最低でも、現職と同じ○○○万円以上は頂きたいと思っております」と伝えることもできます。

さらに年収の交渉ができる企業なら具体的な金額を挙げて、双方が折り合いのつく額で決定する企業もあるでしょう。

外資系企業など交渉で年収額が決まる企業なら、自分の欲しい額を告げておきたいところです。

年収アップよりも採用されることを念頭に置くのなら

しかしお金の話は結構デリケートな面もあります。

年収アップにこだわったりお金の話がすぎると企業の担当者もいいイメージを持たなくなったり、希望する給与を払えないと企業側が判断すれば結果、不採用になることもあります。

年収アップよりもまず採用されなければ意味がありませんよね。

希望年収を聞かれたときの、相手に悪い印象を与えない答え方は、

「現在の職場では○○○万円を頂いているため、その前後程度の年収を希望します」でもいいですし、

明確な金額は伝えずに「給与に関しましては御社の規定に従います」と企業側に下駄を預けてしまう答え方でもOKです。

もしくは「基本的には御社の規定に従います。ただ希望を言わせて頂けるのであれば現職と同じくらいの年収を希望します」でもいいですね。

仕事の未経験者や実務経験やスキルがあまりない方が年収アップになることはあまりないので、こうした言い方が適切です。

給与は社内規定で決まっている場合がある

そして今度は企業の採用担当者が答える番です。

「あなたにはこのぐらいの額をご用意できます」という企業側が提示する年収額を示してもらいます。

年収に不満があるときに「この金額ですと生活が厳しくなるため、もう少し考慮していただけないでしょうか?」と交渉することはできます。

それで企業側が譲歩して多少プラスしてくれる場合もありますし、提示した金額で譲らないときもあるでしょう。

この時点で提示された金額で、内定を承諾するか辞退するかの判断をするようになると思います。

履歴書に希望年収を書く場合もありますが、このときでも「現職もしくは前職の年収」を書くか「貴社の規定に従います」と書くのが無難です。

年収アップを目指して転職活動を行っているという方も多いと思いますが、それが実現するためには本人に実力や能力があり、なおかつそれを受け入れてくれる企業を見つけないといけません。

また年収に関しては社内規定で決まった額しか出せないため、交渉しようとしても無駄な企業も多いでしょう。

そうなると希望年収を聞いてくる意味もあまりないのかもしれませんが、これはあくまで企業側での確認の意味もあります。

年収アップしてくれる企業を見つけるには、転職先をじっくり探して高い年収を提示してくれる企業を探すしかありません。

以上ですが、希望年収を聞かれたときの参考にしてみてください。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク